プロスペクトは、子会社の機動建設工業の保有株式を機動グローバルホールディングスに譲渡することを決定した。機動建設は地下推進埋設工事に強みを持ち、プロスペクトが手がける太陽光発電所でも実績を持つ。譲渡価額は18億5000万円で、譲渡予定日は2019年3月29日。MBOに必要な資金調達を含め、独立し自主経営体制に戻りたいという機動建設の両首脳の意向があったことが背景にある。

【M&Aアドバイザーのコメント】
機動建設工業は地下推進埋設工事に強みを持ち、プロスペクトが手がける太陽光発電所でも実績を持つなど、事業の相性が良いことから、譲渡先として機動グローバルホールディングスが選ばれたと考えられる。また、MBOにより独立し自主経営体制に戻ることで、経営の自由度が高まることが期待される。